本日9月25日に、Natureは設立4周年を迎えます。
そして、念願であったEpic Gamesが主催する公式の競技大会であるFNCS(Fortnite Champion Series)の世界大会への出場が決定した、とても大事な年となりました。
これまで支えてくださった関係企業様、ファンの皆様に感謝申し上げます。
2019年に設立し、当初はアマチュアチームとしてのスタートでした。
最初はただ、多くの人とフォートナイトを楽しみたい。そんな気持ちでスタートしたチームでしたが、競技に興味を持つメンバーが出てきたことをきっかけとし、競技チームとして再出発しました。
チーム名「Nature」とは…
フォートナイトは若年齢層のプレイヤーが多く、目標設定が難しいところが課題でした。
というのも、本来の目標を見失ってしまい、他のことに気をとられてしまうことが多くあったことで、物事の本質を見極めて行動してほしいという想いから、「本質を見極めろ」をスローガンとして、「本質」の意味をもつ「Nature」をチーム名にしたのが経緯です。
選手へのこだわり
選手を採用する際に重点を置いていることは人柄です。
選手として活動する上で必要になる、競技での実力はもちろん必要ですが、あとから実力を伸ばせる可能性があれば問題はありません。
なぜ人柄が重要なのか。それは、応援してくださるファンがいて初めてeスポーツ選手として活動できるからです。競技で実績を残せば名前が売れてファンが付くと考える人も多くいると思います。
ですが、それは一時的なもので基礎となる内側の部分(人柄)がしっかりしていないと、長い目で見ると必ずボロが出てしまい、ファンは離れていってしまうからです。
そのため、私たちは皆様が応援したいと思えるような、魅力的な選手を育てていきます。
今後の展望
結論から言うと、魅力的な人材育成をしていきたいです。
正直、今後日本のeスポーツ産業がどうなるかは未知数です。
ただ一つ言えるのは、eスポーツは悪ではないということ。
これはゲームに限らず言えることですが、一つのことを極めた人はそれだけ何かに夢中になれるということです。
人が何かに夢中に打ち込む姿を、私はとても魅力的に感じます。
夢中に打ち込み何かを達成したとき、「やりきる力」が身に付きます。
eスポーツ選手の寿命はとても短く、セカンドキャリアの問題には今後も悩まされることでしょう。
しかし、「やりきる力」を持っていれば、大抵の困難は乗り越えられると思っています。
eスポーツ選手を引退したあと、別の分野でも活躍できるよう人間力を育て、今この瞬間を無駄ではなかったと、心から言える選手育成をしていくことが、永遠の目標であります。
最後になりますが、eスポーツチームを存続していくというのはとても難しいというのが国内eスポーツの現状かと思います。
そんな中、これまで4年間存続できたのは応援いただける企業様やファンの皆様、そしてチームを支えるスタッフの力があったからです。
皆様に心より感謝申し上げます。
そして、今後もNature eSPORTSの応援をよろしくお願いいたします。